龍の瞳メダカについて解説します。
龍の瞳について

龍の瞳は2018年に作出されたメダカです。静岡の猫飯というメダカ屋が作出しました。龍の瞳はアルビノのメダカで、全身が真っ白で目が赤く、ヒレが長く伸びます。また、ヒレが青く光るためとても美しいです。
龍の瞳は固定率が非常に高いことが特徴で、95%以上がアルビノになるとされています。さらに、アルビノは紫外線に弱いため屋外飼育だとうまく育たないとされていますが、龍の瞳は丈夫で飼育しやすいと評判です。
実際に飼育してみての感想
私も龍の瞳を飼育していました。たしかにものすごい数の卵を産みましたし、ほとんどがアルビノで生まれてくるため固定率も高かったです。ただし、全員がヒレ長になるわけではないのと、アルビノではない黒目の個体が混じってしまうと、その子供からは100%黒目が生まれてくるという欠点があります。
このため、意外と累代が難しく、あっという間に黒目だらけになってしまいました。このあたりはちゃんと種親を管理すれば防げると思います。
あとは、いくら屋外飼育に強いといっても、やはり針子や稚魚は紫外線に弱かったようで、屋外ではうまく育たなかったです。一方屋内ではものすごく強い生命力で、ほとんど光が当たらなくても生存していました。過密飼育にも強く生命力自体はとても強かったです。
| 項目 | 内容 |
| 竜の瞳の作出者 | 池谷雄二 氏(静岡・メダカ専門店「猫飯」) [1][2] |
| 作出年 | 2018年(固定率95%達成) [3][4] |
| 作出の経緯 | アルビノ幹之(体外光)× 松井ヒレ長(天女の舞)の交配。2代目では400匹中5匹しか特徴が出ず、7代かけて固定率95%に到達 [1] |
| 名前の由来 | 赤く輝くアルビノ特有の目=「龍の瞳」から命名 [5] |
体の特徴
体色
白〜乳白色体色のアルビノ。黒色素胞(メラニン)を持たないため全身が真っ白になり、光の当たり方でピンク・黄・オレンジ系の色みが出ることも 。青系や茶系など黒色素胞を含む体色には絶対にならない 。[3]
眼の色
アルビノ特有の真紅(赤目)。これが最大のトレードマークで、「龍の瞳」という名前の直接の由来 。[6][5]
体型
普通体型。ヒカリ体型ではない 。[7]
体外光
幹之系の体外光あり(背中が青白く光る)。アルビノにもかかわらず体外光を持つ点が最大の希少価値で、一般的にアルビノとの掛け合わせで体外光が失われやすいため固定が非常に困難だった 。[8]
ヒレの形状
松井ヒレ長(ロングフィン)。すべてのヒレが大きく伸長し、特に尾ビレが美しく広がる 。ヒレ長の出現率は飼育環境にもよるが約6割程度という販売情報もある 。[7][3][9]
ラメ
なし(体外光はあるがラメ鱗はない)。
相場
| 区分 | 価格 |
| ヤフオク落札平均(120日・約344件) | 約1,619円 [10] |
| ヤフオク落札平均(ペット用品カテ・約93件) | 約1,175円 [11] |
| 成魚 1ペア(市場相場) | 約3,000円 [1] |
| 成魚 3ペアセット | 約10,000円 [1] |
| 稚魚 10匹 | 2,480円〜5,000円 [1][9] |
| 発売当初(希少期) | 1ペア5万円でも予約待ち [2] |
現在は固定率が安定し流通量も増えたため価格は大幅に下落している 。ヤフオクなどで販売されているがあまり見かけない。龍の瞳のダルマタイプも販売されている。[2]
派生・関連品種
龍の瞳は「アルビノ × 体外光 × ヒレ長」という組み合わせが先駆けとなり、以下の近縁品種が生まれた :[7][6][8]
- 王妃(おうひ):龍の瞳と同じくアルビノ体外光ヒレ長の形質を持つ品種。龍の瞳と最もよく比較される姉妹品種で、体色や光の出方に若干の差異あり[8][12]
- 天女の舞:龍の瞳の片親となった松井ヒレ長系品種。龍の瞳の”素体”的な存在[5]
- アルビノ幹之ヒレ長(各種ハウスネーム品種):龍の瞳の登場後、各地のブリーダーが独自に作出したアルビノ×体外光×ヒレ長の個体群。正式に「龍の瞳」と呼べるのは猫飯産血統が元とされることが多い
飼育難易度
中級者向け(初心者には非推奨) 。具体的な難しさは以下のとおり:[7][8]
- 視力が弱い:アルビノのため光に敏感で目が悪く、餌を認識するのが苦手。混泳させると餌を取り負け痩せやすい[13][7]
- 直射日光NG:アルビノは強光に弱いため、遮光や日よけが必須[14][7]
- 卵がカビやすい:通常品種より卵のカビ発生率が高く孵化率が低め[6]
- 水質変化に敏感:普通品種より水質悪化へのダメージを受けやすい[14]
- ヒレ長の維持:水流が強いとヒレが傷みやすいため、フィルター・エアレーション強度の調整が必要
繁殖について
龍の瞳の繁殖難易度については情報ソースによって評価が分かれる :[6][13]
- 産卵数・孵化力について:「産卵数は多く稚魚も比較的丈夫」という意見 と「視力の弱さから交尾が下手で産卵数が少なく、卵がカビやすくて孵化率が低い」という意見 が混在しているが、私の環境では非常にたくさん産卵していました。[13][6]
- 単独飼育が推奨:餌取りが下手なため他品種との混泳は禁物。繁殖させるなら龍の瞳だけの専用水槽を用意する[7]
- 稚魚の成長が遅い:アルビノ稚魚は餌認識が苦手なため成長速度が著しく遅い。グリーンウォーターや粒の細かい稚魚用餌が有効。冒頭でも延べたが屋内飼育水晶。[9][13]
- 固定率:7代かけて固定率95%を達成した品種のため、現在の種親からはアルビノ・体外光・ヒレ長の三形質が高確率で出現する 。ただし黒目が混じってしまうと100%黒目が生まれてくるため一瞬で崩壊するリスクがある。ヒレ長の出現率は個体差・環境差あり(約6割前後の報告も)[1][9]
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- https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/龍の瞳 メダカ/0/?rs=1
- https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch/龍の瞳 メダカ/24534/?rs=1
- https://hiroshan-medaka.com/archives/2020/10/25/20999/
- https://メダカのたまご屋さん.com/3137/
- https://tropica.jp/2020/12/18/post-43863/
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- https://ryunohitomi.jp
- https://ameblo.jp/mai-medaka/entry-12911910822.html
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- https://repository.ninjal.ac.jp/record/2283/files/kksrc_006.pdf



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